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着るだけでデータを記録できるスポーツウェア「EXISOM」

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最近ではスマートウォッチやスマートシューズなど、さまざまな製品のIoT化が進んでいます。これらのアイテムは早い段階からスポーツ業界でも取り入れられ、ランナーやサイクリストたちのトレーニングを支えてきました。

そしてついに、スポーツウェアにもIoT化の波が到来。今回は、最新スポーツウェアである「EXISOM」を紹介します。

EXISOMは、小型のBluetoothハードウェアが搭載されたスポーツウェアです。

トレーニングの際に、スマートウォッチなどで走行距離やメニューの管理をおこなっている人は多いと思います。確かにそれでも問題はありませんが、時計の性質上、トレーニング中の身体データを的確に記録することは難しいのが現状です。

しかし、EXISOMなら服そのものが心拍やカロリー消費率、ランニングフォームを測定するため、まるでスポーツジムでおこなうようなトレーニングデータの記録ができます。

Tシャツや短パン単体での販売が多い中、EXISOMは上下セットで購入できます。そのため、上半身の動きのみならず、運動する際に重要な役割を果たす膝まわりの動きも測定可能です。

これにより、スマートウォッチなどと比べると、最大20%以上正確にトレーニングデータを収集できるといいます。

EXISOMに内蔵されているバッテリーは最大で3か月間交換不要です。安心して、毎日のトレーニングに多用できるでしょう。

また、GPS機能も備わっており、その日に走った距離やマップをBluetoothでスマートフォンに保存可能です。

IoT化されたスポーツウェアだからといっても、その着心地に欠点はありません。伸縮性や速乾性など、スポーツウェアに求められる機能性は十分に確保されています。ただし、洗濯する際は、手洗いを推奨していたり漂白剤の使用は不可だったりと、若干手間がかかるので要注意です。

EXISOMは現在、Indiegogoにてクラウドファンディングを実施しており、259ドル(約2万9000円)から出資を受け付けています。

EXISOMは、まさに近未来のスポーツウェアです。防寒や軽量性だけでなく、トレーニングデータを記録できるかどうかも、スポーツウェアの選ぶ要素の一つになっていきそうですね。これからトレーニングを始める方や、ウェアを一新しようと考えている方にはおすすめのアイテムです!